企 業 情 報 company

私が薬局を起業しようと思ったのは、まだMRとして医療機関を訪問していた頃の事です。
当時、調剤薬局が行なっていた業務は非常に作業じみたものが多く、大学で学んだ知識を活かし顧客ニーズに応えるサービスを提供できていない事に強い違和感を感じていました。
「果たして医師がそのお薬を処方した本意を薬剤師は把握しているのだろうか」
「その薬を服用するに至った背景や生活習慣は把握できているのだろうか」
「コンプラインスやアドヒアランスが不良な理由を聞き出せているのだろうか」
そんな疑問が次々と頭に浮かび、
『顧客に感動を提供する薬局運営にチャレンジしよう！』
と一念発起したのが2012年のことでした。

それからは日々試行錯誤の連続ですが、いま現在、こうして薬局を運営できているのも、地域の皆様からの信頼に支えていただいているからこそだと感じております。

開局から10年以上が経ち、昨今では医療の提供場所が医療機関から地域・在宅へと急速に広がりをみせています。それに伴い薬剤師の業務も「多職種連携」や「服用期間中のフォロー」など、活躍の場が益々広がってきました。
そういった時代の流れに適応していくためにも、薬局は顧客との関わりを「個」から「チーム」へ、「点」から「線」へと変えていかなくてはなりません。それに伴い、薬剤師自身の行動は「受動」から「能動」へ、「指示待ち」から「提案」という具体的な行動変革を行なっていくことが重要と考えています。

弊社の企業理念は『地域の元気・笑顔に貢献する〜関わる全ての人をHappyに〜』です。この理念のもとで現在6店舗を運営していますが、今後はこういった思いに共感してもらえるスタッフと共に成長していきたいと思っています。

今後、くれよん薬局は、既存の調剤薬局が果たしている機能や枠組みにとらわれず、地域の医療•介護•福祉関係者との連携を密にし、地域の皆様から求められる期待価値以上のサービスを提供し続けることで「地域に根ざした薬局作り」に尽力して参ります。